西日本豪雨が甚大な被害をもたらしましたが
広島県では、25日に家屋灘から流出した災害ゴミが
約200万トンにも及ぶと推計を明らかにしました。
一般家庭の家屋から出たものをゴミとして扱うのも当事者の立場から
見れば酷なものですが、その量は4年前の広島土砂災害時の
約53万トンの約4倍にも及び、処理費用は約430億円にも
なると試算されています。
汚泥混じりの水に浸かった物はやむなく処分する他ないですが
思い出の品や貴重なものや家電など、生活必需品もかなり含まれて
いるでしょうからこれからの復興に大きなネックとなるのでしょう。
また流出した大量の流木やゴミが、漂流ゴミとして海を汚染し
養殖牡蠣や海産物にも影響し、現在も川からの流入が続いています。
回収されたゴミは、3500立方メートルにも及んでいて
年間回収量の7割がこの災害で出ています。
豪雨後の被害のあまりにも大きな障害が
これからの復興の大きすぎる課題です。